これからダーツを始める方に必見!初心者が知っておくべき基礎知識や練習法、上達のためのコツを一挙紹介。ダーツを楽しむためのガイドです。
1. ダーツの基本ルール
ダーツは、的に向かってダーツ(矢)を投げ、得点を競うゲームです。いくつかのゲーム形式がありますが、初心者には以下の2つのルールが一般的です。
- 01(ゼロワン)ゲーム:301や501といった持ち点から、得点を減らしていき、最終的にぴったり0点にするゲーム。初心者に人気のルールです。
- クリケットゲーム:特定のエリア(15〜20、Bull)を狙い、ヒットした回数で得点を競う戦略的なゲームです。
2. 必要な道具
出典元https://www.dartshive.jp/html/page359.html
ダーツを始めるには、いくつかの基本的な道具が必要です。
1.ダーツボード
ダーツボードにはいくつか種類がありますが、一般的には以下の2つが使われます。
・ソフトダーツボード:プラスチック製で、電子的に得点を自動で計算するタイプ。家庭用としても人気です。
・ハードダーツボード(ブリッスルボード):天然繊維(サイザル麻)でできており、プロの試合で使用されます。点数は手動で計算します。
2.ダーツ(矢)
ダーツの矢も、ボードの種類に応じて選びます。
・ソフトダーツ用のダーツ:先端がプラスチック製で、ソフトダーツボードに使用します。
・スティールダーツ用のダーツ:先端が金属製で、ハードダーツボードに使用します。
ダーツのパーツは大きく以下の4つに分けられます。
・バレル:持ち手の部分で、重さやグリップ感が異なります。
・シャフト:バレルとフライトをつなぐ部分。長さや素材に違いがあります。
・フライト:ダーツの後ろについている羽で、飛行の安定性に影響します。
・チップ:ダーツの先端部分です(ソフトダーツ用はプラスチック製、スティールダーツ用は金属製)。
3.ゲームの流れとスコアの数え方
ダーツのゲームの流れやスコアの数え方は、ゲームの種類によって異なります。ここでは、代表的な「01ゲーム」と「クリケット」のルールとスコアの数え方について説明します。
1. 01ゲームの流れとスコアの数え方
「01ゲーム」は、301や501などの名前がつくゲームで、指定された点数からゼロにすることを目指します。
ゲームの流れ
1. 開始時の点数設定
301、501、701など、あらかじめ決めた点数からスタートします。数字が大きいほど、ゲームの難易度と時間が長くなります。
2. 3本のダーツを1セットとして投げる
プレイヤーは1回のターンで3本のダーツを投げ、得点を計算します。
3. 点数を引いていく
投げた3本のダーツの合計点数を、開始時の点数から引いていきます。
4. ピッタリ0点で終了
指定された点数をピッタリ0にすることで勝利です。もし0を超えてしまった場合(バースト)、そのターンで得た点数は無効となり、次のターンで再挑戦します。
スコアの数え方
ダーツボードには、1から20の数字が配置されており、各セクションのエリアごとに得点が異なります。
シングル:数字の書かれたエリアはそのままの点数。
ダブルリング:外側の細い二重リング部分に当たると、その数字の2倍の点数。
トリプルリング:内側の細い三重リング部分に当たると、その数字の3倍の点数。
ブルズアイ:中央の部分。外側の「インナーブル」(25点)と、中央の「ダブルブル」(50点)があります。
例)トリプル20に当たると「60点」、ダブル10に当たると「20点」となります。
2. クリケットの流れとスコアの数え方
クリケットは、指定された数字(15~20)とブルズアイを使って得点を競うゲームです。ターゲットナンバー(15~20とブルズアイ)を3回ヒットして「クローズ」し、相手よりも多くの点を取ることが目的です。
ゲームの流れ
1. ターゲットナンバーを狙う
15、16、17、18、19、20、ブルズアイの7種類のターゲットを狙います。
2. 各ターゲットナンバーを3回ヒットして「クローズ」
1つのナンバーに対して、シングルであれば1ヒット、ダブルであれば2ヒット、トリプルであれば3ヒットとしてカウントします。1つのターゲットに3ヒットすると、そのナンバーが「クローズ」されます。
3. 得点を取る
自分がクローズしたナンバーに対して、相手がまだクローズしていない場合、そのナンバーに当てることで得点できます。例えば、20をクローズした後にトリプル20に当てれば、60点が加算されます。
4. すべてのナンバーをクローズして勝利
相手よりも多くの点数を持った状態で、全てのナンバーとブルズアイをクローズすることで勝利となります。
スコアの数え方
シングルヒットで1カウント、ダブルで2カウント、トリプルで3カウントします。
各ナンバーが3カウント(3ヒット)されると、そのナンバーはクローズ状態になります。
自分がクローズした後に相手がクローズしていないナンバーに当てると、そのナンバーの点数が加算されます。
3. 基本的なマナーと戦略
01ゲームでは、相手が高得点を狙える位置にいる場合、戦略的に低めの数字を狙うなど、スコア管理が重要です。
クリケットでは、クローズの順序や得点をどう取るかが戦略の鍵です。早めにクローズするか、相手に点数を取らせないようにするなど、戦略的なプレイが求められます。
ダーツは、ルールを覚えるとシンプルですが、戦略性が高いため、実際にプレイしながら覚えるとより楽しめます。
4.初めてでも楽しめるコツ
ダーツは、初心者でも楽しみやすいスポーツですが、いくつかのコツを押さえるとさらにスムーズにゲームを楽しむことができます。以下のポイントを参考にしてください。
1. 道具選びにこだわる
自分に合った重さと形のダーツを選ぶ
ダーツの重さや形状は多種多様です。最初は、自分が持ちやすいと感じるものを選ぶと良いでしょう。一般的に、18g〜21gの重さが初心者には扱いやすいとされています。
フライトとシャフトの組み合わせを試してみる
ダーツの飛行の安定性に影響を与えるフライトとシャフトも、いくつか試してみて自分に合ったものを見つけると、投げやすくなります。
2. 基本的なフォームと握り方を習得する
グリップ(握り方)
指でバレルをしっかりとつかみ、ダーツを安定させることが大事です。3本の指(親指、人差し指、中指)で軽くつまむ方法が一般的で、余計な力を入れずにリラックスした状態で握ります。
スタンス(立ち位置)
足は肩幅程度に開き、体を少し斜めにして立つと安定しやすいです。利き手と反対側の足を前に出し、体のバランスを保ちましょう。
スローイングの動作
肩や肘を固定して、手首を使ってダーツを投げるように意識します。目標に向かって、まっすぐダーツを投げることを心がけてください。
3. 点数や勝敗を気にせず楽しむ
小さな成功を目標にする
初めてのうちは、全ての矢がボードに当たることを目標にしても良いです。また、好きな数字に当ててみたり、ブルズアイを狙ってみたりすることで、楽しさが増します。
ゲームルールをカジュアルにする
01ゲームやクリケットのルールを厳密に守らなくても、シンプルな「高得点を目指す」ゲームとして遊んでみるのも楽しいです。友人や家族と一緒に、よりカジュアルなルールを設定してプレイしてみましょう。
4. 一緒にプレイする仲間と楽しむ
ダーツは社交的なゲーム
友人や家族と一緒にプレイすると、ゲームの緊張感が和らぎ、リラックスして楽しむことができます。お互いの投げ方やスコアにコメントし合いながら、和やかな雰囲気で楽しみましょう。
チーム戦で盛り上がる
2対2などのチーム戦にすると、協力しながらゲームができ、初心者でも楽しみやすくなります。仲間と作戦を練ったり、応援し合ったりすることで、自然と楽しさが倍増します。
5. ダーツバーや施設でプレイする
設備が整っている場所でプレイする
初めての場合は、ダーツバーやダーツ施設でプレイするのもおすすめです。こうした場所では、得点が自動で表示されるソフトダーツ機が設置されており、初心者でも簡単に楽しめます。また、スタッフや常連のプレイヤーからアドバイスをもらうこともできます。
6. 少しずつ上達を実感できる練習方法
短い時間でも毎日投げる
継続的に練習することで、少しずつ感覚が身についてきます。毎日5分や10分だけでも、ダーツを投げてみると上達を実感しやすくなります。
フォームのチェックをする
途中でフォームが崩れていないか、鏡を使って自分の投げ方を確認してみるのも効果的です。
ダーツはシンプルなルールと道具で始められますが、投げるごとに新しい発見があり、上達する楽しみが大きいスポーツです。最初はリラックスして楽しむことを第一に、少しずつ技術を磨いていきましょう!
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