初心者がダーツセットを選ぶ際には、いくつかの基本ポイントを押さえておくことで失敗を避けられます。ダーツは種類や重さ、形状が異なるため自分に合ったものを選ぶことで上達が早まりダーツの楽しさが増します。ここでは、初心者が失敗しないためのダーツセット選びのポイントを解説します。
ダーツの種類を知る
出典元:https://tdarts.xyz/softtip_steeltip/
ダーツには「ソフトダーツ」と「スティールダーツ」の2種類があります。それぞれ用途が異なるため、自分がどちらをプレイしたいかを考え、適切な種類を選びましょう。
- ソフトダーツ:先端がプラスチック製で、電子ボード(ダーツバーなどで使用されるタイプ)でプレイする際に適しています。初心者や室内での練習にはソフトダーツが主流です。
- スティールダーツ:先端が金属でできており、クラシックなボード(ブリッスルボード)を使うプレイに向いています。重みがあるので、ソフトダーツよりも力強い投げ心地になります。
ダーツの重さとバランス
ダーツの重さは、投げやすさや安定性に大きく影響します。初心者は自分に合った重さを選ぶことで、投げやすくなり正確性が向上します。
- 重さの目安:ソフトダーツなら16g〜20g、スティールダーツなら20g〜24gが初心者にとって使いやすい範囲です。重すぎると安定しやすい反面、腕が疲れやすくなり軽すぎるとダーツがブレやすくなります。
- バランスの取り方:ダーツには、重心が前方にあるものと中央にあるものがあり、それぞれ投げたときの感覚が異なります。前重心は投げやすく中央重心は安定性が高いので、まずはバランスが真ん中にあるタイプを選ぶと良いでしょう。
バレルの形状と素材
出典元:https://www.maximnet.co.jp/blog/2020/09/darts-base.html
バレル(ダーツの持ち手部分)は、形状や素材によりグリップ感が異なり、飛び方や安定性に影響します。初心者は持ちやすさを重視して選びましょう。
- 形状:基本的には、ストレートバレル(まっすぐな形)やトルピードバレル(前方が太くなっている形)があり、ストレートは握り方が自由で安定性があり、トルピードは握りやすく重心が前にあるため投げやすいです。
- 素材:タングステン製のバレルは耐久性があり、握りやすさと投げやすさで人気ですが価格が少し高めです。初心者は、まず価格が手頃なブラス製のバレルで試してからタングステン製に移行するのも良いでしょう。
フライトとシャフト
フライト(羽)とシャフト(バレルとフライトを繋ぐ部分)も、ダーツの飛行に影響します。
- フライトの形状:スタンダードタイプ(大きめのフライト)は空気抵抗が大きく安定しやすいので、初心者におすすめです。スリムタイプ(小さめ)は空気抵抗が少なくスピードが出るため、ある程度の経験を積んでから試すと良いでしょう。
- シャフトの長さ:シャフトは短めのものが投げやすいですが、安定性を求めるならやや長めのシャフトもおすすめです。短すぎると狙いが難しくなることもあるため、初心者はまずミディアムか少し長めのものを試してみましょう。
初心者向けセット内容を確認する
出典元:https://www.s-darts.com/shopdetail/051001000049/
初心者向けのセットには、通常ダーツ本体、予備のフライト、シャフト、ケースが含まれているものがあります。予備があれば消耗してもすぐに交換でき、初めての方でも安心して始められます。
コストパフォーマンスを考える
初心者は、初めは高価なものではなく手頃な価格帯で揃えやすいセットを選ぶと良いでしょう。ある程度練習を積んでから自分に合ったダーツがわかってくるので、その後でグレードアップを検討すると良いです。
初心者がダーツセットを選ぶポイント
- 自分がプレイする種類(ソフトダーツ or スティールダーツ)を選ぶ
- 重さとバランスを自分に合うものにする(ソフト16g〜20g、スティール20g〜24g)
- バレルは握りやすさを重視(初心者にはストレートやトルピードバレルが無難)
- フライトとシャフトはスタンダード形状やミディアムサイズを選ぶ
- 初心者向けセットで必要なパーツが揃っているか確認
- 無理のない価格帯で手頃なセットから始める
これらのポイントを押さえ、自分に合ったダーツセットを選ぶことで失敗を防ぎながら楽しんで上達できるでしょう。
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